Leopold Gourmel

Leopold Gourmel

Leopold Gourmel　- レオポルド・グルメル、馬の頭部が描かれた印象的なロゴを目にしたことのある人は、日本ではまだまだ少ないかもしれません。コニャックといえばどこどこの、いやはやプロプリエテールの...なんて語る人をすっと黙らせてしまいそうな、プルミエファンボアから自在に風味を操るグルメル。その独特の風味はコニャックを愛する現代の我々の手に渡された手綱のように、グラスの上で舌の上で大きく翔ける果実香を優雅にまとめ上げ、そして余韻が長く漂うコニャックなのです。

時は１９世紀。レ島出身の職人であったLéopold GOURMELは、馬具製造を営むと同時に、優れたワインの造り手でもありました。そして幾時が過ぎ１９７２年、孫のPierre VOISINが初めてコニャック製造を始めた時、彼はそのコニャックに祖父の名を冠したのです。Léopold Gourmelのコニャックは、原料の状態に合わせて蒸留され、時間をかけて熟成されます。冷ろ過法や着色・砂糖添加等は一切行わず、穏やかな方法で製品の官能性を守っています。偉大なるボルドーワインの世界に触発されたこのコニャックの力強い芳香と味わいは「テロワール（土地固有の性格）」に由来するものです。コニャックが初めてだという人にも、ソムリエたちにも正餐にも、どのような場にも応えられる優雅で自然な味わいです。

Léopold Gourmel のコニャックは、ファンボア地域にあり、この地域の中でも最良の地域であると言われている、プルミエファンボアにあります。コニャックに使用するブドウは、最高の養分を得る事の出来る地下20〜30mまで根を張り、最古の下層土の地域で栽培されています。また、この地域には小高い丘があり、より良い熟成ができる土地で、その為より力強く、より豊かな風味と芳香とミネラル分とがしっかりともたらされます。

プルミエ・ファンボアとは
ファンボア地域の一部の土地で、シャラント川を挟みグランドシャンパーニュの対岸の地域で赤土が露出しており、日照条件も良くファンボア地域の中でも独特の風味を持ったブドウが育つと言われています。Léopold GOURMELはこのプルミエ・ファンボア地域のコニャックです。プルミエ・ファンボア地域のブドウやコニャックはファンボア地域の物に比べて高値で取引されています。